楽しかった時間は過去の話。好きになった恋人は…目の前にいるにも関わらず、もうどこにもいない…。こんな感情になってしまった時こそ恋人とのお別れになるのでしょうね。好きになったことは事実であっても、その気持ちを継続できなかった結果なのです。多くの場合は、自分の気持ちは変わっていないのに相手が変わってしまったことで自分の相手に対する気持ちも変わってしまった…と、“お互い”が思っているそうです。「自分は変わっていないのに相手が変わってしまったから魅力を感じなくなり、他の魅力的な人に惹かれてしまった…」ですとか、「自分は変わらないのに相手が変わってしまったから…もう一緒にいても楽しくない、こんな状態ならけじめをつけて…もっと一緒にいて楽しいと思える人を探したい…」等、それらしい理由を持って別れがやってくる確率は結構高いものです。価値観が合わない…という考え方では、一緒位いても面白くないと思うことが多くなり、積もり積もった不満から、「同じ価値観の人とならもっと楽しい時間が過ごせるのに…」なんて気持ちでいっぱいになり、側にいる恋人の性でつまらない時間を過ごしていると思い込んでしまうことで別れたくなってしまう方は多いのではないでしょうか?価値観が同じ人間なんていません。自分が想像も付かないような言動をする恋人を受け入れないのではなく、「この人はこんな価値観の持ち主なのか」と思えれば、嫌になる気持ちもずいぶん軽減されていくと思います。それでも一緒にいることが苦痛になったりつまらなくなったのであれば…それは価値観の不一致ではなく、ただ気持ちが冷めただけではないでしょうか。価値観の不一致で上手くいかないのではなく、お互いがお互いへ向ける心の不一致で上手くいかないのではないでしょうか。もし、価値観の不一致だと思って別れを選択しようとされることがありましたら…今一度自分の考え方を見直してみるのもいいかもしれません。逆に、相手にみなしされることがありましたら…怒ってしまうのではなく、一緒に真摯に現実とお互いの感情に向き合っていく姿勢を取った方が良いでしょうね。相手が真剣に考えたいと思っている時に、自分の感情で拒否してしまうようでは…せっかくまた楽しい時間をすごせるかもしれない軌道修正の最後のチャンスを…逃してしまうことになるでしょう。
“別れのとき”は、突然やってくるとされていますが、多くの場合そうではありません。日常生活の中で何かしらのサインがでているものなのです。そのサインをしっかりと見逃さないように意識することが…その先の人生を明るくするチャンスでもあります。少しでも生きやすい人生にするためにほんの少しだけでも意識されることをおススメしたいと思います!