恋愛は1人でするものではないですし、お互いの生活環境もあることなので、本当に何もないこともそんなにあることではありませんが、生涯や逆境のような“問題”や“事件”がないと、何となく付き合って、何となく一緒にいて…何となく結婚して…これといって感情が揺さぶられるようなこともない平穏な生活への道が延々と続いているような感じはしませんでしょうか?穏やかな恋愛…と言えば響きが良く聞こえるかもしれませんが、言い方を変えれば“何の変わりばえもない恋愛”です。何にも無い恋愛なんてつまらないだけですよね?行き着く先には“マンネリ”しかないような気持ちます。もちろん、そのような生活に本当に幸せを感じている、根が穏やかなカップルもいることとは思いますが、どちらかというと少数派になるでしょう。
穏やかな生活に大きな不満や負担は無いけども、外部から刺激的な時間を見せられたら…日常生活に刺激を求めてフラフラと王道してしまう、そう、“浮気”や“不倫”の甘い蜜に吸い寄せられてしまうこともあるでしょう。甘い誘惑に誘われて動いてしまうことを、いけないことだとか悪いことだと注意するつもりはありませんが、甘い蜜を吸いに行ったら、最後に吸った蜜は思いのほか苦かった…なんて状態になるかもしれないことだけは忘れないようにしてくださいね。恋愛は楽しくしたい、ドキドキしたい、日頃のストレスを発散させてほしい、日常生活の活力になってほしい…そう思うのが普通です。誰だって自ら茨の海へ飛び込むようなことを好む方は…そうそういないでしょう。中には、悲劇のヒロインになることに、この上ない喜び・幸せを感じるような変わった方もいらっしゃいますが、一般的には…そんなの嫌ですよね?
なるべく恋愛がスタートした段階で、相手のマイナス要素を見極めて振り切れるような強い精神があればいいのですが、そこも中々上手くいけないのが人間なのかもしれませんね。しかし、そんな逆境に遭遇しても、暗くなる必要もないかと思います。ほら、良く言うじゃありませんか。“障害がある恋愛程燃え上がる”って。ちょっとくらい障害がある方が、もしかしたらとても楽しい恋愛生活を送ることが出来るかもしれませんね。あまりに平穏で幸せすぎる恋愛ですと…時間が経てば“マンネリ”が待ち構えていることが多いのですから。多少の障害を、恋人と二人で乗り越えることで、お互いの信頼・繋がり・感情が深くなっていくと言われています。秘密の共有なんかもそれに該当する関係を作り出すこともありますが、ただ、秘密の共有の場合、見方を変えれば“お互いの弱みを知っている”ことにもなりかねませんので、一歩間違えれば傷つけあうような“怖い関係”になってしまう可能性もあります。十分に気を付けましょう。
このように、平穏マンネリ恋愛と刺激の強すぎる逆境恋愛にはどちらにもメリットがあり、デメリットが存在すると思います。どちらが良いか…と言っても、自分から選べるわけではないので、直面してしまったらどうしようもないのですが…まぁ、どちらにせよ少しでもメリットのある方に進めるよう、祈っています。