親の反対、友人の反対、周囲の反対…。何か問題があって自分の周りの人間関係に認めてもらえない恋愛をされている方もいらっしゃるでしょうね。大勢の男女で溢れている現代社会には、様々な恋愛模様があります。その中でも、周りが応援してくれないような恋愛をされている方は…本当にお気の毒ですね。どんなに自分が良いと思っても、周囲の反対が多い恋愛は…何かと不便に感じることがあるでしょう。むしろ壁だらけでしょうね。例えば…親に反対される相手、そうですね、ドラマで言うならお金持ちのお嬢様と、そのお屋敷に使える業者の見習い…というようなパターンや、相手の過去に犯罪歴があるようなパターン、はたまた親同士の因縁で反対されるようなパターンなどと、いくつかの例が挙げられますが、「そんなドラマじゃないんだから…」と、他人事のように笑っていられるのも今の内だけかもしれません。事実は小説より奇なり、ですからね。ドラマのようなことも、ドラマ以上のことも、我々の日常生活の中で、どこにその扉が潜んでいるのか分かったもんじゃありません。扉は音もなく現れ、音もなく開かれるのですから。ドロドロした恋愛状況に巻き込まれたとき、初めて「いつの間にこんなことになってしまったんだろう…」と思い返すものです。まぁ、巻き込まれてしまったり、自分が、招いてしまったりと、抜け出せないような恋愛事情の主役になってしまった際、必ずと言って良いほどに親は反対するでしょう。だってわが子が誰だって可愛いのですから。…中には、わが子への愛情や心配ではなく、親である自分たちにとって不都合が生じたり、負担をかけられる危険を回避するためだけに反対する親もいるかもしれませんが、どちらにせよ親に心の負担をかけることになってしまうような恋愛は、できるだけ避けてほしいものですね。恋愛に夢中にあっている時に、周囲と自分の状況を見渡すことは難しいかもしれませんが、親が反対するような恋愛、その反対を説得できないような恋愛は…その先に幸せが待っている確率は低いと思います。恋愛事情にがんじがらめにされた時、一呼吸だけ置いて…本当の幸せとは何か、をも見つめ直す時間は絶対に必要です。何かを決断する前に、1日、いや1時間でも、自分と周囲の状況を見つめ直す時間を作ってから答えを出していけたら良いですね。自分の身近な人間が、こんなにたくさんいる人間社会の中で、あえてその道を選ばなくとも…という、周りの心配がつきまとうのは仕方のないことでしょう。本当に恋愛として楽しく幸せに進んでいきたいと思うなら、親や友人等、周囲の心配を煙たがらずに、そこは自分に対する周囲の愛情なんだと受け入れる広い心を持った方が良いでしょうね。むしろ、そのくらいの心の広さを持ち合わせていないような人に、相手の過程や過去を受け入れる器があるはずないのですから。そんな器もないくせに、恋愛しているだとか、本当に愛し合っているとか、自分たちのことは放っておいてくれ…なんてセリフを吐くような恋愛は、はっきり言って“一時のまぼろし”です。これはキツイ言い方をするようですが現実ですので…ここはきちんと把握した上で、自分なりの人生を進んで頂きたいと思います…。