世の中の恋愛模様には様々な体系が存在しますが、いかんせん複雑に入り組んだ感情を持つ人間同士の関係なので…煮え切らない実完全燃焼系の恋愛事情に悩まされている方は少なくないでしょうね。皆さんの中でも友達以上・恋人未満、このような状況を経験されたことがある方、はたまた現在まさに経験されていらっしゃる方、とにかくもどかしい状態を味わったのではないでしょうか?“友達以上・恋人未満”なんて表現、誰が考えたのでしょうね?表現方法としてはあまりにも的確でありますが、こんなに厄介な状況は他にはないかもしれません。だって、結果や未来が…深い霧に包まれているようにあまりにも不明確なのですから。
壁があるのではないので、進もうと思えば進むことができるのが霧ですが、進んだ先に相手がいるかどうかも分からない状態であるのが霧の中です。何となくおぼろげではあっても、相手の存在を感じることが出来るので、「この先には誰もいないな、進むのは止めよう」と引き返すことも出来ないですよね?ましてや、正確な位置は分からなくとも、その先にいると感じている相手が意中の相手であれば…なおさらでしょう。このような状態が一方通行に思う時もあれば、相手もそのような状態でいると感じたり、とにもかくにも“友達以上・恋人未満”は、本当に厄介な状況ですね。あまりにその条項が続いてくると、体力・気力ともに付かれてしまって「もう、友達でも恋人でもどっちでもいいから、さっさとはっきりして!」と、投げやりな感情までも引き起こしてしまう可能性もないとは言い切れません。友達以上の感覚があるのであれば、ただの異性の友人として見ているのではなく、異性の友人の中でも“友人”より“異性”を強めに感じていることは間違いありません。ただ、“恋人”にするか、出来るのか…と言ったところでは、もう1押し何かしらの感情・決意が足りない状態であることも間違いないでしょう。自分は相手にはっきりとした好意があると分かっているならば、“友人”と“恋人”の間を、カタンカタンとシーソーで検討しているような相手の1押しをすると進展するかもしれませんね。この1押しこそが、煮え切らない相手の真意を確かめる方法になのではないでしょうか?
もし、友達以上・恋人未満の時、相手の真意を確かめた結果、自分に対して恋愛感情を持ってくれていたとしたら…これは、もう怖いものなしです。きっかけさえ提供してあげれば、話は早くなるはずですので、どんどん積極的にモーションをかけてしまっても良いと思いますよ!…その一方、友達以上・恋人未満の時、相手の真意を確かめた結果…自分に対して恋愛感情を持ってくれていなかった場合には、どんなに熱くとろけるような熱視線を送ったところで、「おもしろい人だな」という言葉と、見えない壁に、無残にも跳ね返されてしまうでしょう。異性としてアピールしても、すべてが“ギャグ”として流されかねません。現状が“ただの友人というポジション”に置かれている実態をしっかりと把握し、まずは友人として一緒にいて楽しい、落ち着く、そんな友人であるよう努めてください。その生活の中で、徐々に徐々に異性としてのアピールを織り込んでいくのです。これは長期戦になるので、覚悟を決めた方が良いでしょうね。焦らずに進めば…想いが叶う結果になる可能性は十分にあるでしょう。