恋愛において、考え過ぎになってしまったり、酷い場合には“被害妄想”が大きくなってしまって、せっかくの楽しい時間を自ら亡き者にしてしまわれている方は…結構いらっしゃるのではないでしょうか?交際が始まってからの問題と言うのは…どんなに相手が誠意を見せても、どんなに相手が愛情表現してくれても…“信用できない”心が芽生えてしまう“疑心暗鬼に飲み込まれてしまう方々”が急増していると言うのです!「昨日は友達と遊んでいた」「昨夜は会社の先輩と飲み会だった」…ほんの少しでも自分がいない時の行動に不安を抱き、それが事実であったとしても「本当に友達だったのか?」「会社の先輩って…異性じゃないよね?」など、1つ1つ卑屈にとらえてしまうことを抑えられないという、何とも厄介な精神状態の人が年々増えているそうです。人間生活をして社会に身を投じているものであれば、少なからず人間関係を繋いでいく必要があります。…分かりやすく言えば生きる為のコミュニケーションですね。そのコミュニケーションですら毎回疑われているようでは…せっかく愛し合った者同士が結ばれていたとしても…結ばれた赤い糸はいとも簡単にほつれて取れてしまうことでしょう。疑ってもキリがありません。
どうせ一緒にいたいと思うなら、下手に疑うよりも…若干無理してでも“信じる”ことに力を入れた方がよっぽど楽しい付き合いを出来るのではないでしょうか?…また、好きな人が出来れば、その人の大部分は許せてしまうような脳内麻薬物質が発生します。自分がこんなにも好きな相手なのだから、小さなことで悩まないでほしいと思う親切心に見せかけた偽善が、大切な相手を傷付けてしまうこともあるので、十分に気を付けていただきたいと思います。せっかく愛し合って結ばれた恋人同士であっても、踏み込んではいけない部分というものは存在します。その中の1つが“劣等感”です。劣等感とは自分の中での戦いです。
励ましも応援も…多くの場合は逆効果にしかなりません。恋人関係の場合、このラインを平気で超えてしまう方々がいますが、多少なりとも関係性がぎくしゃくしてしまうことは避けられないはずです。相手を受け入れたい気持ちは分かります。しかし、“相手を受け入れる”方法を間違わないようにしなければいけませんね。劣等感そのものを受け入れるのではなく、劣等感がある状態を受け入れる…分かりにくいかもしれませんが、ここには大きな差があります。相手の見られたくない劣等感にずけずけと土足で上がり込んで、「もうこの劣等感は分かった!私はあなたの劣等感を知っているよ!だから安心して!」ということと、劣等感があることを知っていても、相手から悪損が無い限り触れない…この差ですね。愛するということは簡単であり、難しいものだと思いますが、決して強制や強要することなく、穏やかに愛し合っていける関係を築いていけるよう…“愛の配慮”が必要だと思いますね。恋人の持っている劣等感に関しては多少の意識は必要かもしれませんが、せっかく好きな人との交際が始まったなら…あからさまにおかしいと思うような言動が無い限り、何も考えず、楽しい時間を過ごす方が楽しい人生をより多く生きられる秘訣になると思います!